製品情報
PRODUCTS
セルフローティングファスナー
製品説明
圧入するだけで、母材にフローティングが取付可能です。ローレット部が母材を変形流動させ、テーパー部へ母材を流し込み、強度な保持力が得られます。
従来の組立て作業時間・コストの大幅低減が図れ、組立て時のピッチずれを解消します。
セルフローティングファスナーは2重構造なので、内部のフローターが四方に約0.8mmずつ可動します。そのため、パネル板取付の穴のズレをカバーでき、簡単で美しい取材が可能です。
取付
従来の設備(標準プレス機)で圧入。
- 定められた取付下穴をあける。
(注)この時取付側の取付穴のバリ等の母材を削り取る処理はせず、そのまま圧入する。 - セルフローティングファスナーのガイド部(パイロット部)を取付下穴に挿入する。
- プレスでローレット部が相手母材と面一になるまで加圧する。
信頼性
高い押抜力、回転トルクが得られます。
- 圧入する事により、ローレット部が相手板材を塑性変形させ、逆テーパーになったシャンクの周囲に固定されるため、高い押抜力が得られます。
- 波形状のローレット部が相手金属を波形に変位させるので、高い回転トルクが得られます。
結果
綺麗な仕上がりです。
プレス後の後処理は基本的に不要です。